リフォーム会社の集客方法は時代とともに大きく変わっています。「ホームページを見て決めた」「SNSやチラシではなく、Webの実績ページで相談を決めた」というお客さまが急増している今、単に見た目がきれいなサイトや、お得感をアピールするだけでは選ばれません。
むしろ安さを前面に出さずとも、「この会社に頼みたい」と思ってもらえるリフォーム会社には共通した特徴があります。それは、施工事例や実績がきちんと伝わるホームページ設計です。
こんなお悩み、ありませんか?
- お客さまから「ホームページが見づらい」と指摘されたことがある
- SNSやブログの更新が続かない
- 他社より安くしないと選ばれない、とプレッシャーを感じている
- 自社の強みや魅力をうまく伝えられていない
リフォーム会社に本当に必要な集客サイトとは?
リフォームを検討するお客さまは、まず「どんな施工をしているのか」「実際のビフォーアフターはどうか」といった具体的な実績を知りたがっています。
実績ページ・施工事例が効く理由
写真やビジュアルで直感的に信頼感を伝えられる
「どんなリフォームができるのか」を、お客さまは言葉よりも写真で判断しています。
たとえば、ビフォーアフターの写真や、工事中の様子を載せることで「ここまできれいに仕上げてくれる会社なんだ」と一目で伝わります。
また、実際の現場の様子や、仕上がりの細かな部分も見てもらうことで、「この会社なら自分の家も安心してお願いできそう」と感じてもらえます。
お客さまの「やりたい工事」と合致すれば、その場で相談につながる
リフォームを検討中のお客さまは、必ず「自分がやりたいリフォーム事例」を探しています。
たとえば「トイレのリフォーム」「浴室の改修」のように具体的な例が載っていれば、その写真や説明を見て「自分の家と似ている」「この内容ならお願いできそうだ」と思ってもらえます。
地域名×施工内容をしっかり見せれば、SEO対策にも有効
実績ページや施工事例で、「渋谷区 マンションフルリフォーム」「世田谷区 キッチンリフォーム」など、地域名と工事内容を具体的に掲載することがポイントです。
これにより、Googleなどの検索で「○○市 お風呂リフォーム」のように調べたお客さまにも見つけてもらいやすくなります。
ブログよりカンタンに更新でき、長期的に集客効果を発揮
ブログや最新情報は「毎回ネタを考えて書くのが面倒」という声も多いですが、施工事例であれば、スマホで撮った写真と一言コメントを載せるだけで更新できます。新しい現場があるたびに簡単に追加できるので、無理なく継続可能です。
成果が出ているホームページの事例
水回りの専門性を打ち出し選ばれる会社へ
これまでは「何でもできるリフォーム会社」としてPRしていましたが、サイトのトップページと施工事例を「水回りリフォーム」に絞って掲載しました。
「キッチンやトイレが得意な会社」と認知されるようになり、同じ分野を検討中のお客さまから「専門だから安心感がある」「細かな相談にも乗ってくれそう」と、相談の質も高まりました。
専門性をはっきり打ち出したことで、価格よりもサービス内容で選ばれるケースが増えています。
ビフォーアフター写真でお客さまの心をつかむ
施工事例ページに、リフォーム前後の写真を簡潔なコメントと一緒に掲載する形にリニューアル。
相談に来たお客さまのほとんどが「ホームページの写真を見て決めた」と伝えてくれるようになりました。
特に、仕上がりのイメージが具体的に見えるので、「自分の家でもここまで変わるのなら」と不安なくお願いしてもらえることが増加しました。
会社総出で更新できる運用の仕組みを導入
ホームページの運用を一人に任せきりにせず、だれでも簡単に施工事例を追加できる仕組みに。
「現場ごとに写真を送るだけ」「事務の方が簡単な説明を書くだけ」で定期的に新しい事例を増やせるようになりました。
社内全体でホームページ活用の意識が高まり、「あの事例と似ていますね」と商談や提案時にもサイトをうまく使えるようになっています。
地域密着型リフォームとして認知度アップ
「○○市」「△△区」など地域名と施工内容をセットで掲載することで、地元のお客さまからの問い合わせが明らかに増えました。
「近くで同じ工事をやっている会社」という安心感が強く、「地元に詳しい」「対応が早い」など、信頼感につながっています。
紹介や口コミだけでなく、初めての方からもホームページを見て相談される機会が増えました。
お客さまの声を活用しリピーターが増加
施工事例の最後に「お客さまのコメント」や「感謝のエピソード」を掲載。
利用したお客さまが具体的な感想を伝えてくれるため、新規のお客さまが「この会社なら間違いない」と背中を押されやすくなります。
過去のお客さまにも時々連絡することで、リピート工事のきっかけになることも多くなりました。
サイト設計の具体的対策とヒント
以下の工夫を積み重ねていくことで、「分かりやすく実績が伝わる」「問い合わせにつながる」「更新がラク」「集客力が続く」ホームページ作りが実現できます。
「施工事例ファースト」のサイト構成へ切り替え
サイトに訪れたお客さまの多くは、「どんな工事をやっているのか」をすぐに知りたいものです。
そのため、トップページの目立つ場所に『最新の施工事例』や『おすすめの実績』を大きな写真付きで掲載し、「施工事例一覧」ページへのボタンやバナーを、ページ上部のわかりやすい位置に設けます。
お客さまが関心を持った事例から詳しい内容やビフォーアフター写真を見られるようにし、
そのページからすぐに『お問い合わせ』や『無料相談』に進める動線を用意します。
写真+簡単なコメントでOK
事例ページを作るときは、難しい説明や長い文章を書く必要はありません。
“写真で伝える”ことが、見た人の信頼につながり、SEO対策にも効果的です。
- 工事前/後の比較写真
- 現場の様子
- お客さまの笑顔や一言コメント(例:「キッチンがとても明るくなってうれしいです!」)
これらを中心に、「どんな場所で(地域名)、どんな工事をしたのか」や「お客さまの感想」など、検索で探されやすい言葉(キーワード)を入れるよう意識しましょう。
また、写真には「○○市キッチンリフォーム・ビフォー」など内容がわかる説明を設定することで、画像検索からも見てもらえる可能性が高まります。
例文
キッチンリフォーム施工事例
場所:杉並区
工事内容:キッチン交換工事
写真1:ビフォー写真(alt:杉並区キッチンリフォームビフォー)
写真2:アフター写真(alt:杉並区キッチンリフォームアフター)
コメント:
築30年・戸建て住宅の古くなったキッチンを、最新のシステムキッチンにリフォームしました。
限られたスペースでも明るく使いやすいレイアウトに変更し、お客さまからも「動線が良くなり料理がしやすくなりました」とご満足いただきました。
浴室リフォーム施工事例
場所:世田谷区
工事内容:ユニットバス交換工事
写真1:工事前(alt:世田谷区浴室リフォームビフォー)
写真2:工事後(alt:世田谷区浴室リフォームアフター)
コメント:
世田谷区のマンションで、古くなった浴室を新しいユニットバスに交換。
「お風呂が明るくなり毎日が楽しみです」とお客さまにも大変喜んでいただきました。
お客さまの声
「古いキッチンが生まれ変わってびっくりしました!担当者の方もとても丁寧で、またお願いしたいです。」(杉並区 S様)
一方で、競合会社が多い地域や、より幅広く集客したい場合は、事例だけでなく専門知識や施工のノウハウを発信するブログも併用すると、検索での露出が増え、有利になります。
カテゴリや地域で絞れる事例検索機能
事例数が多くなった場合、「キッチン」「浴室」「外壁」「戸建て」「マンション」といったカテゴリー分けや、
「○○市」「△△区」「駅名」など地域名で絞り込める機能をつけましょう。
たとえば住んでいるエリアや依頼したい工事タイプがすぐ探せることで、
お客さまは「ここなら自分の工事も対応してくれる」と安心して問い合わせしやすくなります。
スマホから簡単に事例追加・写真アップロード可能
現場からスマホで撮影した写真を、そのままホームページにアップできると、「現場担当者がすぐに事例登録」「事務の担当者があとからコメント追加」など役割分担も楽になります。
入力を簡単にするため、以下のような仕組みを準備するのがおすすめです。
- 写真を選ぶだけ
- 簡単な入力フォームで「場所」「工事内容」「お客さまコメント」だけ入力できる
「集客ブログ」をやめて運用負担を減らす
毎日・毎週のブログ更新は、大きな負担になりがちです。
工事現場が増えるたびに事例ページを追加するだけで、自然とサイト全体のボリュームが増えSEO対策にもなります。
「無理に情報発信しなければ…」というプレッシャーから解放され、空いた時間を現場やお客さま対応に集中することができます。
一方で、前述の通り競合が多いエリアの場合や、さらに多くの集客を目指したい場合は、事例ページだけでなく、専門知識や施工のコツなどをまとめたブログも併用することで、より検索で見つけてもらいやすくなります。
自社の状況や地域性に合わせて、最適な情報発信方法を選びましょう。
お客さまの声・感謝コメントを積極的に掲載
実際に工事をご依頼いただいたお客さまの「生の声」は強力な武器です。
- 「対応が丁寧だった」
- 「工期通りで安心できた」
- 「仕上がりが想像以上でした」
といったコメントや手書きアンケートの写真を掲載し、第三者からの推薦・安心感を積み上げましょう。
必要な時だけの管理代行・サポート体制
すべて自社で運用するのが難しい場合、「必要な時だけ事例登録や写真加工を依頼できる」サポートサービスの利用も有効です。
日々の管理費がかさまず、「キャンペーン時期だけ」「忙しいときだけ」など、会社の事情に合わせてプロの力を活用できます。
注意すべき点・運用上のポイント
個人情報・プライバシー保護
- お客さまの写真やコメントを掲載する際は、必ず事前に掲載許可を取ること。
- 住所や氏名など、個人が特定できる情報は載せないよう注意。
- 写真内に表札・車のナンバー・家族の顔が写り込んでいないか、よく確認する。
著作権・コンテンツ管理
- 他社の施工写真や文章を無断で転用しない。
- 使用画像は自社で撮影したもの、または正式に権利を得た素材のみを利用する。
過剰な演出・誇張表現の回避
- 誇大広告となる表現や、実際以上の仕上がり・効果をうたう文章は避ける。
- お客さまの声も、事実に沿ったもののみ掲載する。
サイト表示速度・画像容量への配慮
- 写真データは適切なサイズに圧縮・最適化し、ページ読み込み速度低下を防ぐ。
- 画像が多くなりすぎると、モバイルでの閲覧に影響が出るためバランスよく掲載する。
更新体制・運用ルールの明確化
- 誰が・いつ・どのように情報を更新するか役割とスケジュールを決めておくと、運用の負担が集中したり、更新が止まったりするのを防げる。
- 管理代行やサポートを利用する場合も、作業内容やコストをあらかじめ明確にしておく。
SEO施策の基本的な順守
- キーワードの過剰な詰め込みや不自然な繰り返しは避け、自然な文章で必要な情報を伝える。
- 事例のタイトル・写真のaltテキストなどにも、適切に地域名や工事内容を入れる。
サイトの安全性と法令順守
- お問い合わせフォームなどにセキュリティ対策(SSL化など)を実施する。
- 掲載内容が景品表示法や広告関連のルールに違反していないか、定期的にチェックする。
これらの注意点を守ることで、お客さまにも安心してもらえる信頼性の高いサイト運営ができ、長期的にも集客効果を獲得しやすくなります。
よくあるご質問
ホームページ制作時の写真はスマホで撮ったもので大丈夫?
はい、問題ありません。補正やトリミングもサポートします。
更新作業が苦手で不安…
当社のGMOらくらくホームページ制作の更新システムでは、マニュアルやサポート体制もご用意しております。また、必要な時は運用代行も可能です。
他社よりも施工費用が少し高いのですが、それでも成果は出せますか?
はい。「価格」ではなく「信頼」で選ばれるホームページにリニューアルできます。
まずは現状診断と無料アドバイスから
ホームページを変えたほうがいいのは分かっているけれど、何から始めたらいいか分からない
どんな小さなことでも、まずはお気軽にご相談ください。