Webサイト運営では、公開したページがなかなかGoogleの検索結果に表示されない、インデックスされないといった問題に直面することがあります。
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インデックスとは?
インデックスとは、WebページがGoogleをはじめとする検索エンジンのデータベースに登録され、検索結果に表示される状態になることです。インデックスの仕組みを理解し対策することは、SEO対策の基本となります。
新しいページをインデックスさせるには、「クローラー」と呼ばれるGooglebotなどの自動プログラムにページを見つけてもらい、内容に応じてデータベースに登録してもらう必要があります。インデックスされた後は、Googleのアルゴリズムに基づき、コンテンツの質やサイトの信頼性などが評価され、検索順位が決定されます。
検索順位の向上や安定した集客のためには、インデックスが円滑に行われる状態を維持することが不可欠です。


【2025年最新版】インデックスされない原因&解決策11選
インデックスされないよくある原因と、その解決方法を11個のポイントでまとめました。ご自身のサイトに該当がないか、ぜひチェックしてみてください。
コンテンツの質を高めているか?
Googleは生成AIなどによる自動生成だけの薄いページや、内容の重複・信頼性が低いものはインデックスしづらくなっています。2025年現在、E-E-A-T(Experience:経験、Expertise:専門性、Authoritativeness:権威性、Trustworthiness:信頼性)の重視がより強まっています。
- Experience(経験):一次情報や実体験の記述が含まれているか。
- Expertise(専門性):テーマに特化した知見やノウハウがあるか。
- Authoritativeness(権威性):第三者評価・引用、実績があるか。
- Trustworthiness(信頼性):運営者・著者情報、根拠のあるデータが示されているか。
上記を意識し、Googleが「価値あるページ」と判断できるよう内容を深めましょう。
内部リンク構造は最適か?
内部リンクの設計が適切でないと、クローラーが重要ページを発見できません。トップページや関連コンテンツからのリンクを見直し、孤立ページを作らないようにします。サイト全体の回遊性向上も意識しましょう。
noindexタグが誤って指定されていないか?
head内・HTTPヘッダーでnoindexが設定されている場合、そのページはインデックス対象外となります。不要なnoindexが残っていないか、タグを見直し適切に設定しましょう。
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canonicalタグは正確か?
重複ページや類似コンテンツの統合指定を間違えると、意図したページがインデックスされません。canonicalで正規URLを正しく指定しているか再確認してください。
robots.txtでクローラーをブロックしていないか?
robots.txtで重要ページへのアクセスを誤って拒否すると、インデックスされません。サイト全体のrobots.txt設定を見直し、アクセス制限が適切か確認しましょう。
X-Robots-Tagによるインデックス制御は大丈夫か?
特にPDFや画像データなどで HTTPヘッダーのX-Robots-Tagによるnoindexが付与されていないかご確認ください。不要であれば削除しましょう。
Google検索ペナルティや制限を受けていないか?
Googleの品質ガイドライン違反があると、ペナルティによりインデックスが外れる場合があります。Search Consoleで「手動による対策」等のアラートが出ていないか確認してください。とくに中古ドメイン利用時は、過去の利用歴にも注意しましょう。
※参考:Google『Google Search Console』
サーバーやネットワーク障害(500エラー等)が発生していないか?
2025年も高速・安定なサーバーが前提です。サーバーの一時的な障害や長時間のエラー発生があると、インデックスに悪影響を及ぼします。サーバーログを定期的に確認し、必要ならサーバー移転も検討しましょう。
モバイルファーストインデックス(MFI)に完全対応しているか?
GoogleはMFIを標準としています。スマートフォン表示非対応やモバイルとPCで内容差異があると、インデックスされにくくなります。レスポンシブデザインの採用やモバイル表示の最適化を行いましょう。
参考:Google『 モバイルサイトとモバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法』
XMLサイトマップを作成・送信しているか?
XMLサイトマップは、Googleにサイト構造を効率よく伝える重要ファイルです。2025年現在もSearch Consoleでのサイトマップ送信は有効な施策です。新しいページや更新がある場合も積極的に登録しましょう。
※参考:Google『Google Search Console』
Google Search Consoleでインデックス申請をしているか?
URL検査ツールでインデックス申請することで、クローラーの巡回を促進できます。クロール待ちのまま放置せず、積極的に申請しましょう。
※参考:Google『Google Search Console』
まとめ
インデックスされない場合でも、原因を特定し、上記の11項目から適切な対応を行うことが大切です。
「GMOらくらくホームページ制作」では、検索エンジンの最新動向に対応したインデックス最適化やSEOサポートも承っています。
Webサイトのインデックスに不安がある方、サイト運用をこれから始める方も、お気軽にご相談ください。
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