【チェックリスト】Googleでインデックスされない理由・対処法を解説

Webサイトを運用していると、Webサイトをアップロードしてもインデックスされず、検索結果に表示されないことがあります。

この記事では、Googleのインデックスされない理由とその対処法について、具体的に解説します。

目次

SEO対策におけるインデックスとはWebページが検索エンジンのデータベースに登録されること

Webページは、インデックスされて初めて、検索エンジンの結果に表示されるようになります。

新しいページをインデックスに登録するには、Web上を定期的に徘徊するロボットである「クローラー」に見つけてもらう必要があります。

クローラーの情報をもとにインデックスされれば、検索エンジンがアルゴリズムに応じてページの内容や充実度を判断し、そのサイトをスコアリングします。

検索時に表示される順位はスコアによって決定されるため、SEO対策にはインデックスのシステムを把握することが必須です。

【11個のチェックリスト】インデックスされない理由・対処法を確認

インデックスされない代表的な理由とその対処法を11個紹介します。

自社サイトでできていない項目があれば、簡単な項目から始めてみましょう。

①Webサイトのコンテンツは良質か?

「Webサイトのコンテンツが良質ではない」とアルゴリズムに判断されると、インデックスに登録されづらくなります。

コンテンツの質を上げるには、上位記事・サジェストなどから検索意図を読み取り、検索ユーザーにとって価値のあるコンテンツへ改良しましょう。

その他、Googleが上位表示の評価基準として公表している、EATに基づいてコンテンツを作成することもおすすめです。

  • Expertise(専門性):キーワードのジャンルに特化しているか
  • Authoritativeness(権威性):第三者から評価されているか
  • Trustworthiness(信頼性):情報が正確か

②内部リンクは適切に配置されているか?

内部リンクを充実させればクローラーが巡回しやすくなり、インデックスされる確率が高まります。

以下を基準に内部リンクを設置しましょう。

  • トップページからのリンク
  • 関連度の高いページ
  • 人気の高いページ

③noindexタグが指定されていないか?

何かの誤りでnoindexタグが指定されているとインデックスされません。

具体的には、head内のタグを確認し、<meta name=”robots” content=”noindex”>​​と記載されていないかを確認しましょう。

noindexの記載を削除する、allに置き換える、もしくはタグごと削除すればインデックスされるようになります。

④cannonicalタグは適切に記述されているか?

重複する内容のページが複数存在する場合、cannonicalタグが適切に記述されていないと狙ったページがインデックスされません。

cannonicalタグでは、複数のWebページから最も評価するページをクローラーへ指定できます。

記載しているURLが間違っていると別のページがインデックスされてしまうため、タグが適切に記述されているかを確認しましょう。

⑤robot.txtでクローラーを拒否していないか?

robot.txt内でクローラーを拒否する設定にしていると、インデックスされません。

robot.txtでは、クローラーの読み取りを拒否するWebページを設定できます。

インデックスしたいページを、誤って拒否する設定にしていないかどうかを確認しましょう。

⑥X-Robot-Tagsを記述していないか?

.htaccessのファイルのX-Robot-Tagsにおいて、noindexが記述されているとインデックスされません。

通常、htmlファイルであれば、インデックスを拒否する際にnoindexタグを利用します。

一方で、PDFファイルにはヘッダーがないため、X-Robot-Tagsでインデックスの拒否を指定します。

X-Robot-Tagsが記述されていた場合、削除を行いましょう。

⑦Googleからのペナルティを受けていないか?

Googleのガイドラインに違反しているとペナルティを受けて、検索結果に表示されません。

ペナルティを受けているかどうかは、Google Search Console(※)で確認できます。

違反した覚えがなくても、中古ドメインであれば過去の利用時に違反していた可能性があります。

中古ドメインの利用時は、ペナルティを受けていないかの確認が重要です。

※参考:Google『Google Search Console

⑧500エラーでサーバーに不具合が生じていないか?

500エラーが頻繁に発生するサイトでは、インデックスされない恐れがあります。

ファイルサイズの量や処理が重く、サーバーに過負荷がかかっていると、500エラーが発生してサイトを閲覧できません。

500エラーが長期間続くと、クロールされてもインデックスされない可能性があります。

その際は、サーバーの切り替えを視野に入れておきましょう。

⑨MFI(モバイルファーストインデックス)を配慮したサイトデザインか?

MFI(モバイルファーストインデックス)とは、Googleが「インデックス時と検索表示の基準として、モバイル向けのコンテンツを優先している」と明言している内容を指します。

そのため、スマートフォン・タブレット向けのサイトデザインとして、レスポンシブ対応にすることで優先的にインデックスや評価がされます。

レスポンシブ対応をWebサイトに施すと、画面サイズに応じてWebサイトのデザインを自動で調整できます。

参考:Google『モバイルファーストインデックス(MFI)とは

⑩サイトマップを作成しているか?

XMLサイトマップを作成して、Google Search Consloe(※)で登録すると、インデックス登録がされやすくなります。

XMLサイトマップとは、Webサイトの構造をクローラーへ分かりやすく伝えるためのファイルです。

※参考:Google『Google Search Console

⑪Google Search Consoleで逐一インデックス登録を申請しているか?

Google Search Console(※)から、インデックスの登録申請が可能です。

クローラーは定期的に巡回していますが、タイミングによってはなかなかクロールされない場合があります。その際、Google Search Consoleから登録申請することで、インデックスが遅くなる事態を防げます。

申請によって指定したWebサイトへクローラーを呼び込みましょう。

※参考:Google『Google Search Console

まとめ

インデックスされない場合も、原因を把握すれば対策が可能です。

今回ご紹介したチェックリストをもとに、自社サイトの問題点を炙り出しましょう。

GMOらくらくホームページ制作では、インデックス対策も含めてWebサイトの運営をサポートしています。

Webサイトをすでに運営している方、これからWebサイトを運営したい方はご気軽にご相談ください。

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